沖縄旅行で平和の尊さを再確認しました。

私は人生で一回だけ沖縄へ旅行した事があります。その一回の旅行で様々な場所に行きましたが、一番の思い出はひめゆりの塔に行った時の事でした。もう何十年か前に訪れた土地なのに、いまだに記憶に残っています。

沖縄は、日本で唯一の戦場になった場所です。それは知っていましたが、それがいったいどういうものなのかまではなかなか想像できませんでした。想像できていたとしても、それは私の想像を張るかに越えていたものになっていたでしょう。ひめゆりの塔は、そう思えるような場所でした。

ひめゆりの塔で一番、私が時間をかけていたのが当時の女学生の証言を書いてあった紙です。大きな本のように、何個かおいてありました。そこに書いてあったのは、当時がいかに不衛生で地獄のような戦場だったかです。沖縄戦は、想像できる全ての地獄を凝縮した戦争と言われています。それがよく分かるものでした。それでも女学生は、懸命に負傷した兵士の看病をしました。兵士から罵倒される事もあったそうですし、それをまだ学生だった子達がやっていたなんて、考えられませんでした。

ひめゆりの塔の近くは静かな場所でしたが、昔ここで必死に生きた女学生達を考えると、涙が止まらなくなりそうでした。ひめゆりの塔で読む証言だから、余計にそう感じました。今が平和なのは、きっと当時の女学生達が犠牲になって平和の尊さを教えてくれたからだと思います。きっと、もう思い出したくない思い出なのによく証言してくれたなと感謝する気持ちになりました。